みなさん、ベン・ジョイス投手をご存じでしょうか?
米テネシー大学の3年生なのですが、信じられない投球で世界で話題沸騰中なんです。
ベン・ジョイス投手は以前から、その速球の速さで話題になっていましたが今回米大学史上最速の記録を打ち出し、MLBほか野球関係者からも注目の的になっているようです。
今回は、ベン・ジョイス投手のプロフィールを含め、MLBや野球関係者の反応などをまとめてみましたのでご覧ください。
ベン・ジョイス投手のwikiプロフィール(身長・体重)

名前(フルネーム) | ベンジャミン・アラン・ジョイス |
生年月日 | 2000年9月17日(21歳) |
身長 | 196㎝ |
体重 | 102㎏ |
大学 | テネシー大学 金融専攻 |
身長が196㎝体重102㎏って、いい体格ですよね。
「投手の見本のような体格」と大学コーチ陣にも絶賛されているようです。
家族構成は、ご両親と双子の兄弟の4人家族。
ベン・ジョイス投手は2020年10月にトミー・ジョン手術を受け、期待されていた昨シーズンは投げず、体力づくりに力を入れていたということです。
双子の兄弟も野球はやっていたそうですが、ベン・ジョイス投手と同じ、トミー・ジョン手術を受けましたが、野球は断念したそうです。
ベン・ジョイス投手が驚異の105.5マイル(169.8㎞/h)!
2022年5月1日(日本時間2日)あっと驚く記録が打ち出されました。
テネシー大VSオーバーン大の試合で、ベン・ジョイス投手はなんと
105.5マイル(約169.8㎞/h)
をマークしました。
Ben Joyce’s 105.5 MPH Fastball. pic.twitter.com/4a2R8iMw1A
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 1, 2022
これは、アメリカの大学野球では史上最速の記録なんですね!
この試合、6回から2番手で登板し、1安打無失点無四球で2勝目。
ここまでの19試合で、21イニングを投げて自責2・38奪三振・防御率0.86という圧倒的な成績を残しています。
ちなみにキャッチャーのイバン・ラッセルは、
「指が痺れるんだ」
「1年後には僕の手の神経はおかしくなっているかもしれない」
と、語っています。
受けるキャッチャーも大変です。
メジャーの記録
メジャー最速は、ヤンキースのアロルディス・チャップマンがレッズ時代2010年9月24日にパドレス戦で投げた105.8マイル(約170.3㎞/h)だそうです。
YouTube:MLBGlobal11
ベン・ジョイス投手の速球平均何キロ?
この、105.5マイル(約169.8㎞/h)を投げたこの試合、ベン・ジョイス投手が投げた速球は33球です。
その中で、
- 103マイル(約165.8㎞/h)を超えた速球は28球
- 104マイル(約167.4キロ)を超えた速球15球
- 105マイル(約169キロ)超えた速球を3球
という、剛速球の嵐だったようです。
ちなみに、高校生時代にはすでに100マイル(160㎞/h)を超える速球を投げていたそうです。
球速がメジャーでも話題に!

当然これだけの記録となれば、話題となるのも当然ですね。
メディアの反応などをご紹介します。
・米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」
「テネシー大は全米でもトップクラスのチームとして好調を続けているが、ジョイスの投球全体、特に彼の速球が大きな理由だ」
・米メディア「プロスペクツ・ライブ」
「ベン・ジョイスはおそらく2022年のドラフト候補で最も“興味深い”選手だろう。」
・投球分析家のロブ・フリードマン
「こんなに注目を集めるなんて、クレイジーだよ」
・MLBアンドリュー・マカッチェン外野手(ミルウォーキー・ブリュワーズ)
「もし自分が19歳の時に103マイルの球を目の当りにしたら、違うスポーツにチャンスを賭けていたよ(笑)」
まとめ
今回は、ベン・ジョイス投手のプロフィールを含め、MLBや野球関係者の反応などをお伝えしました。
ベン・ジョイス投手はまだ21歳です。
これから、もっと成長し、世界最速の球を投げるのもそう遠くはないかもしれませんね。
ですが、故障だけが心配ですが十分気を付けてほしいです。
一日も早い、メジャーでの活躍が見てみたいですね。
ありがとうございました。

