2021年11月6日からクライマックスシリーズ(CS)が始まります。
セリーグのCSファーストステージは、2位・阪神タイガースと3位・読売ジャイアンツが甲子園球場で試合を行います。
両チームの予告先発は、阪神が髙橋遥人投手で巨人が菅野智之投手。
かなりの投手戦になる事が予想されています。
クライマックスシリーズ(CS)は2007年から始まりましたが、2位や3位のチームが勝ち上がって日本シリーズに進出するという、下克上での優勝が過去にどれくらいあったのかが気になったので調べてみました。
クライマックスシリーズ(CS)で2位や3位からの優勝は?歴代セリーグ下克上まとめ
セリーグのクライマックスシリーズは2007年~2019年まで、過去に13回開催されています。(2020年はコロナの影響で中止)
その中で2位のチームが2回、3位のチームが1回、優勝して日本シリーズへ進出しています。
2007年|中日ドラゴンズが2位からの下克上
2007年、クライマックスシリーズが始まった年に、いきなり2位の中日ドラゴンズが優勝して日本シリーズに進出しました。
2007年のペナントレース1位は巨人、3位は阪神。
2位の中日は第1ステージで3位の阪神を2勝0敗、第2ステージで1位の巨人を3勝0敗で下し、全勝で日本シリーズに進出。
球団史上初となる2年連続の日本シリーズ進出を決めた中日は、前年2006年に敗れた日本ハムを4勝1敗で下し、53年ぶり2度目の日本一を達成しました。
日本ハムはパリーグ1位から日本シリーズに進出しています。
2014年|阪神タイガースが2位からの下克上
セリーグで2回目となるクライマックスシリーズでの下克上優勝は2014年。
ペナントレース2位の阪神タイガースがCSを勝ち抜き、日本シリーズに進出しました。
2014年のペナントレース1位は巨人、3位は広島。
2位の阪神はファーストステージで3位の広島を1勝1分として球団初のファイナルステージへ進出。
そしてファイナルステージでは、1位の巨人を相手にCS史上初の4連勝を果たし、4勝1敗で日本シリーズに進出。
日本シリーズの相手はソフトバンクでしたが、1勝4敗で敗退しました。
ソフトバンクはパリーグ1位から日本シリーズに進出しています。
2017年|横浜DeNAベイスターズが3位から下克上
セリーグで3回目となるクライマックスシリーズでの下克上優勝は2017年。
横浜DeNAベイスターズがセリーグで初めて3位からCSで優勝し、日本シリーズに進出しました。
2017年のペナントレース1位は広島、2位が阪神。
3位のDeNAはファーストステージで2位の阪神を2勝1敗、1位の広島を4勝2敗で下し、セリーグではCS制度導入後11年目にして、全球団が日本シリーズ進出となりました。
そして日本シリーズではソフトバンク(パリーグ1位)と対戦し、2勝4敗で敗れました。





