2021年12月1日に20歳の誕生日を迎えられる天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。
12月5日の日曜日に愛子さまの成年行事が行われ、その時に着用する宝石が付いた髪飾り「ティアラ」が話題になっています。
愛子さまのティアラは新型コロナの状況を考慮して新しく作らず、黒田清子さんが使用していたものを頭の形に合うように調整するそうです。
女性皇族の方々が着用するティアラの値段やブランド(製造元)が気になったので調べてみると、眞子さまのティアラは(株)和光、佳子さまのティアラはミキモトで作られたという事が分かりました。
入札で製造者を決めたそうで、眞子さまのティアラは28,560,000円、佳子さまのティアラは27,930,000円だということです。
女性皇族のティアラはいつから?
日本の皇室でティアラを着用するようになったのはいつからなのかを調べてみると、明治19年からだという事が分かりました。

ヨーロッパ諸国との外交関係を深めたかった初代内閣総理大臣の伊藤博文氏が、宮中の儀式や服の国際化が必要と考え、明治天皇のお妃である昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)が初めてティアラを着用したそうです。
皇室がティアラと装身具一式をベルリンの帝室金工・宝飾店「レオンハード&フィーゲル」に依頼し、製作費は数万円だったとされています。
その頃の総理大臣の年収が9,600円なので、今だと数千万円といったところでしょうか。
代々受け継がれている第一ティアラ
昭憲皇太后が最初に着用されたティアラは「第一ティアラ」と呼ばれていて、これをベースとして皇后陛下に代々受け継がれているそうです。
大正・貞明皇后(ていめいこうごう)
.jpg)
昭和・香淳皇后(こうじゅんこうごう)
.jpg)
平成・上皇后(じょうこうごう)
.jpg)
令和・皇后(雅子さま)
.jpg)
愛子さまは黒田清子さんのティアラを借用
2021年12月1日に20歳の誕生日を迎えられる、天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。
12月5日に愛子さまの成年行事が行われますが、通常ならこのタイミングで新しいティアラを作るそうです。
しかし愛子さまはティアラを新調せず、天皇陛下の妹で愛子さまの叔母にあたる黒田清子さんのティアラを借用する形を選択されました。
これはコロナ禍で国民の生活や経済活動に大きな影響が出ている事を考慮して、両陛下と愛子さまが相談して決められたようです。
このニュースに対しネットでは、
など、称賛の声があがっているそうです。






