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北村麻子【ねぶた師】wikiプロフィールや経歴!美しい迫力作品の数々!

北村麻子メイン

史上初の女性ねぶた師、北村麻子さん。

結婚され2児の母として奮闘しながらか活躍されている姿が、「情熱大陸」で取り上げられます。

ねぶた師は男の世界と言われる理由もあるのですが、その厳しい世界で常にトップレベルで活躍する北村麻子さんの美しく迫力のある作品の数々も素晴らしいです。

幼少期からねぶたには触れていたものの、ねぶた師になる気は一切なかった北村麻子さん。

そんな北村麻子さんの、ねぶた師になるまでの経緯もなかなか根性ものだと思います。

今回はそんな北村麻子さんはどんな人物なのか、wikiプロフィールや経歴、美しい迫力作品などを紹介させていただきたいと思いますのでご覧ください。

  • 北村麻子【ねぶた師】wikiプロフィールや経歴!
    (幼少期から現在まで)
  • 北村麻子【ねぶた師】美しい迫力作品の数々!

北村麻子【ねぶた師】wikiプロフィールや経歴とは!

青森ねぶた祭りといえば東北三大祭りの一つとして有名です。

その主役ともいえる灯篭型の山車「ねぶた」は国内だけではなく、海外でも芸術的な観点ではかなりの評価を得ています。

ねぶた作成には、かなりの体力と危険が伴いそして高所作業も多いため、女性がねぶた師になることはなかったそうです。

ですが、北村麻子さんは史上初の女性ねぶた師として、数々の賞を受賞し今では北村さんの作品を楽しみにしているファンの方もいるそうです。

そんな北村麻子さんがどんな方なのか?

ねぶた師になったきっかけなども見てみましょう。

北村麻子wikiプロフィール

名前 北村 麻子
きたむら あさこ
生年月日 1982年10月
出身地 青森県
出身高校 青森西高等学校
趣味 ガーデニング

父親は平成の名人と称されて第6代名人位をもつ ねぶた師の北村隆さんです。

それでは経歴を見てみましょう。

経歴・幼少の頃

北村麻子さんは幼いころ、よく名人である父のねぶた小屋に訪れていたそうです。

そこでは、父:隆さんは兄やいとこ(男性)は色付けなんかをさせてあげてるのに、娘である麻子さんには紙貼りしか手伝わせてもらえなかったそうです。

なのでこの時は、ねぶた師になろうとは全まったく思っていなかったんだとか。

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経歴・高校卒業後

北村麻子さんは高校卒業後は、巫女さんとして就職します。

ですが、厳しい仕来りに嫌気がさし3か月で辞めてしまったそうです。

その後、20歳の時はアパレル店員、23歳の頃はサービス業で働き27歳の時にはOLとして職を転々と変えながら働いてきたようです。

経歴・ねぶた師を目指したきっかけ

2007年北村麻子さん25歳の時、父:北村隆さんが作成しねぶた大賞を受賞した「聖人聖徳太子」に心を大きく動かされす。

父親の生き様や想いがそこに映し出されている気がしたそうです。

そして弟子入り。

経歴・弟子入りしてからの苦労

北村麻子はねぶたの下絵を何枚も何枚も描いては父に見せていたそう。

そして3~4か月試行錯誤し渾身の下絵を父に見せたところ、

「直すところがなにもない」

と、びっくりされたそうです。

その時、父:隆さんは、

「これから、ねぶたにいけるんじゃないか」

と、感じたそうです。

弟子入りから1年、父からは色の塗り方や全体のバランスなど少しは教えてもらえるようにはなったものの、ねぶた小屋ではまったく相手にされなかったそうです。

2~3年たった頃には骨組みの制作現場にも入らせてもらえるように。

しかし、指導も指示もなく、父や先輩の作業をひたすらノートに書き留めていたそうです。

いつ声がかかってもいいように。

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経歴・スタッフでは終わりたくない!

2010年弟子入りから3年過ぎたころスタッフで終わらないためにはどうすればいいか考えていたそうです。

そのときに、ねぶた師の弟子の中から5人が選ばれて、小型ねぶたを制作するという挑戦の切符を父からもらいます。

しかし、制作された5台の小型ねぶたの中では、北村麻子さんの制作したものが一番出来が良くなかったそうで、悔しくて泣いて帰ったそうです。

ですがその後、飛躍の時がやってきます。

経歴・ねぶた師として飛躍の時

小型ねぶたで悔しい思いをした同じ年、制作した前ねぶた「大国主命 因幡の白兎」が評価を受けて「大型ねぶた」の制作依頼が舞い込んできます。

ですが父:隆さんは、

「3年早い!」

と断ってしまいます。

前ねぶたとは、青森ねぶた祭に運行されるねぶたで、各運行団体の先導する重要なねぶた。大型ねぶたとは違い小型のもの。

しかし、青森市民ねぶた実行委員会は、北村麻子さんの成長ぶりと自身が挑戦したいという言葉を聞いたことで、父:隆さんの説得に成功します。

そして、作成されたねぶた「琢鹿(たくろく)の戦い」で2012年の優秀制作者賞をみごとに受賞!

画像:GoogleArtsCulture

新人の受賞は異例なんだそうです。

そして、父:隆さんは受賞を逃し、

「麻子に負けた…」

と語ったそうです。

父がライバルになった瞬間ですね。

そして5年目にして最優秀製作者賞も受賞されました。

✰北村麻子さんデザインコラボTシャツ!デザインカッコいいです♪

経歴:そして現在(2022)

コロナの影響で3年ぶりの開催となる祭りで選んだ題材は「琉球開闢(開闢)神話」

沖縄の美ら海水族館の悠々と泳ぐジンベイザメに感動したのがきっかけだそうです。

北村麻子さんのねぶた小屋の横には、父:隆さんのねぶた小屋があるそうです。

「父は、私がつくっているものは何か知らないはずです」

と語る麻子さん。

父娘でありながら、最高のライバルなんでしょうね。

経歴・結婚や旦那さんは?

北村麻子さんは2012年に年下の男性と結婚されています

旦那さんは一般人の方なので名前や顔などはわかりません。

そして、2015年10月に第一子(長女)を出産されています。

現在2人のお子さんがおられ、母親としての顔もしっかりとされているようです。

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北村麻子【ねぶた師】美しい迫力作品の数々!

北村麻子さんのこれまでの美しい作品の数々を見てみましょう。

2012年「琢鹿の戦い」(たくろくのたたかい)

こちらの作品は先ほど述べました、優秀製作者賞を受賞した作品です。

2013年「川中島」

2013年「川中島」

2014年「浅草観音誕生」

✰ねぶたバスタオル!もちろん北村麻子さん作品です!

2015年「平将門と執金剛神」

こちらの作品は、優秀制作者賞、観光コンベンション賞を受賞しています。

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2016年「陰陽師、妖怪退治」

こちらの作品は、優秀制作者賞、商工会議所会頭賞を受賞しています。

2017年「紅葉狩」

こちらの作品は、最優秀制作者賞、ねぶた大賞を受賞されています。

初めて1位を取られた作品です!

2018年「入雲留 公孫勝」

こちらの作品は、優秀制作者賞、市長賞を受賞しています。

2019年「神武東征」

こちらの作品は、優秀制作者賞、知事賞を受賞しています。

2022年「琉球開闢(かいびゃく)神話」

生で見ると立体感があって本当に凄いんでしょうね!

映像だけでも感動しますね。

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まとめ

今回は北村麻子さんの、

  • 北村麻子【ねぶた師】wikiプロフィールや経歴
    (幼少期から現在まで)
  • 北村麻子【ねぶた師】美しい迫力作品の数々!

を、お伝えさせていただきました。

史上初の女性ねぶた師として活躍する北村麻衣子さん。

ねぶたの世界には入ったものの、ここまで来るにはかなりの努力をされたようですね。

かなり根性のある方のなんでしょう。

2人のお子さんの母として子育てに奮闘されているようで、お子さんが大きくなったころには同じ道に進んでいくのかもしれませんね。

とても楽しみで、注目してみたいものです。

ありがとうございました。