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小林清志【声優】の経歴とは? 次元の最後の言葉に感動!

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声優の小林清志さん(89)が2022年7月30日に死去されました。

小林清志さんといえば「ルパン三世」で50年もの間、次元大介の声を担当され、ナレーションやクレヨンしんちゃんの悪役など、その声を聴いたことない方はいないと思います。

2021年に88歳で引退されましたが、本当は90歳までやりたかったそうなんです。

そんな小林清志さんの経歴はどうだったのか、次元大介として最後に残した言葉がとても感動的でした。

それではお伝えさせていただきますのでご覧ください。

小林清志【声優】の経歴

小林清志のプロフィール

名前 小林 清志
こばやし きよし
生年月日 1933年1月11日(没89歳)
血液型 A型
出身地 東京都
職業 声優
俳優
ナレーター
所属 東京生活優生活協同組合
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小林清志の経歴

小林清志さんは中学時代卓球が得意で県代表を務め、学業では英語の成績が優秀で、将来は映画監督か脚本家になりたくて志願していたそうです。

そして小石川高校を卒業しますが、東京大学仏文科の受験に失敗。

日本大学芸術学部の演劇科に進学し、大学休学中には映画の端役で出演したりしていたそうです。

1958年小林清志さん35歳の頃、

舞台劇『ケイン号の反乱』の翻訳の腕を買われ翻訳の仕事に、そして声優の仕事にも誘われたそうです。

それと同時に吹替の仕事にも携わるようになります。

1963年『鉄腕アトム』の声優、その他アニメの声優として活動。

1971年『ルパン三世』の次元大介に抜擢されました。

それ以後、2021年までの50年間、次元大介を務めあげることになります。

2017年、第11回声優アワードで功労賞を受賞されます。

2021年10月、50年務めてきた次元大介役を勇退、後継をを大塚明夫さんに託されました。

その他、アニメで小林清志さんが演じた作品はものすごい数ですが代表してお伝えしますと、

  • 『妖怪人間ベム』・・・ベム役
  • 『機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY』・・・エギーユ・デラーズ役
  • 『勇者王ガオガイガー』・・・高之橋両輔役
  • 『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』・・・甲賀弾正役
  • 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』・・・ジャスティス役

など、まだまだたくさんあります。

それでもやはり一番は次元大介ですよね。

2021年に次元大介役を勇退されるとき視聴者と、後継の大塚明夫さんにメッセージを残しています。

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次元の最後の言葉に感動!

ルパンは俺にとって一生ものの仕事であった。命をかけてきた。
我儘を言えば90歳までやっていたかったが残念。
何とかかじりついていたかったが 無理だった。
歳をとればそれなりの深みが出てくるはずだ。ただ映像とのギャップがあるか。

話は違うが以前、明夫ちゃんに聞かれたことがある。
「なぜ親父は五ェ門を辞めたんでしょう?」と。
親父とは大塚周夫先輩である。答えに窮したことがある。
さぞ先輩も 無念だったにちがいない。
一部の方々から言われる事があるのは、次元は歳をとった 聞きづらい。
当たり前だ わたしゃ 齢88歳であるぞ。俺なりに努力した結果だ。
これからはそう言われることを気にしないですむ。ほっとしている。

あとは明夫ちゃんに委ねます。
頑張ってちょうだい。
ただ、次元はそんじょそこらの悪党とは違うぞ。
江戸のイキというもんだ。変な話だが、次元は江戸っ子だ。
明夫ちゃん、これは難しいぞ。
雰囲気はJAZZにも似ているんだ。

最後に
これまで応援してくれた人たちにお礼を申し上げる。ありがとうございました。

ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。            あばよ。— 小林清志

引用:Wikipedia

最後の最後まで次元大介を演じきったような、素敵な言葉で感動です。

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まとめ

今回は、小林清志さんの経歴、次元大介として最後に残した言葉に感動という内容でお伝えさせていただきました。

小林清志さんは7月30日に帰らぬ人となりましたが、あの低くてシブい声は忘れません。

50年間もの長い間、次元大介として視聴する私たちを楽しませてくれてありがとうございました。