夏の甲子園2021(第103回全国高校野球選手権大会)が8月12、13、14日と3日続けての全試合雨天順延となりました。
これは1975年の第57回大会以来46年ぶり。
この中止により、3日間予定されていた休養日が準々決勝の翌日の1日のみになってしまいました。
今後の天候次第では、休養日がゼロになったり、最悪の場合ダブルヘッダーになる可能性も出てきました。
中には、雨の影響がない「京セラドームで試合できないの?」という声もありました。
夏の甲子園2021が京セラドームで行われる可能性は?
8月14日10時現在、甲子園球場の10日間の天気予報を調べてみると、
- 8月15日:雨のち晴れ
- 8月16日:曇りのち雨
- 8月17日:雨
- 8月18日:雨時々曇
- 8月19日:雨
- 8月20日:雨時々曇り
- 8月21日:曇り一時雨
- 8月22日:曇りのち晴れ
- 8月23日:曇りのち雨
- 8月24日:雨時々曇り
このような天気予報になっています。
これを見ると、あと1日しかない休養日がなくなる可能性は非常に高いです。
京セラドームのプロ野球&イベント予定
休養日が無くなるだけでも選手たちへの負担は大きいのに、ダブルヘッダーになってしまうとさらに大変な事になってしまいます。
ネットでは、「1回戦だけは全チームが甲子園球場で試合をして、そこから準々決勝まではドーム球場を利用し、準決勝と決勝を甲子園球場で行う」という案がありました。
これを見て、個人的にはなるほどなと思いました。
甲子園球場で1試合もできないのは可哀想すぎるので、初戦なら全チームが必ず試合を出きるし、ドーム球場を利用する事でダブルヘッダーも回避できます。
甲子園に近いドーム球場といえば京セラドームなので、8月のプロ野球の予定を調べてみました。
- 8月15日:阪神vs広島 18時
- 8月16日:予定なし
- 8月17日:予定なし
- 8月18日:三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2021 “THIS IS JSB”
- 8月19日:三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2021 “THIS IS JSB”
- 8月20日:オリックスvs西武 18時
- 8月21日:オリックスvs西武 14時
- 8月22日:オリックスvs西武 13時
- 8月23日:予定なし
- 8月24日:阪神vsDeNA 18時
- 8月25日:阪神vsDeNA 18時
このような日程になっていました。
プロ野球が無い日でも、コンサートのイベントがあるので、1日中空いているのは3日間でした。
しかし、コンサートとなると準備が必要なので、8月16日と8月17日も厳しいのかなと思います。
こうやって調べてみると、京セラドームでの試合は難しい感じがしますね…
8月27日の決勝戦はずらせない?
甲子園の準決勝は8月26日で、決勝は8月27日。
夏休みは8月31日まであるのですが、8月27日までに決勝を終わらせなければいけないという事情があるようです。
8月31日からは甲子園球場で阪神vs中日があるので、その準備などもあり決勝戦が8月27日からはずらせないのだと思います。
ただ、甲子園球場のイベントスケジュールを見てみると、8月28日~30日までは何も予定が入っていないので、たぶん使わせてもらえるんじゃないかなと個人的には思っています。
夏の甲子園2021 今後の日程
2021年8月14日時点での夏の甲子園2021の日程はこのようになっています。
- 8月15日:第3日・1回戦4試合
- 8月16日:第4日・1回戦4試合
- 8月17日:第5日・1回戦2試合・2回戦2試合
- 8月18日:第6日・2回戦4試合
- 8月19日:第7日・2回戦3試合
- 8月20日:第8日・2回戦4試合
- 8月21日:第9日・2回戦3試合
- 8月22日:第10日・3回戦4試合
- 8月23日:第11日・3回戦4試合
- 8月24日:第12日・準々決勝4試合
- 8月25日:休養日(全国高校女子硬式野球選手権・決勝)
- 8月26日:第13日・準決勝2試合
- 8月27日:第14日・決勝
女子高校野球の決勝戦を同時に行う?
夏の甲子園2021では、史上初めて全国高校女子硬式野球選手権の決勝が行われます。
8月24日の休養日に行われる予定だったのですが、雨天中止の影響で8月25日の休養日に変更になりました。
しかし、8月25日の休養日も無くなる可能性が高いため、男子の準決勝の日に女子の決勝も行う「男女同日開催プラン」が検討されているようです。
どんな形であれ、女子高校野球の決勝・神戸弘陵(兵庫)vs 高知中央は、甲子園球場で実現させてあげて欲しいなと思います!
まとめ
今回は、雨による順延で日程が大変な事になっている夏の甲子園2021について気になる事を調べてみました。
- 夏の甲子園2021を京セラドームで行うのは現実的に難しい
- 8月27日の決勝戦は阪神球団次第ではずらせる可能性もある
- 「男女同日開催プラン」も検討中
最後までお読みいただきありがとうございました。