2022年8月21日の情熱大陸で紹介されます「海洋生物写真家」峯水亮(みねみず りょう)さんをご存じでしょうか?
「海洋生物写真家」というのも聞きなれないですね。
想像では、ダイビングで見られる綺麗な魚やクジラやイルカのようなよくテレビでも見られるような被写体を追っているイメージです。
でも、峯水亮さんが被写体にしているのは、プランクトンや数ミリ、数センチの魚や甲殻類、クラゲの赤ちゃんなど写真に収めるの困難な生き物ばかり。
ですが実際に見てみると、とても神秘的できれいなものばかりで、見ている方も心奪われる素晴らしいものばかりです。
そんな峯水亮さんはなぜ「海洋生物写真家」になったのか気になりますね。
また峯水亮さんは、ブラックウォーターダイブという夜暗い海中にたくさんのライトをあて、一般ダイバーを招いてのプランクトンを探す特殊なダイビングも開催されています。
今回は、「海洋生物写真家」峯水亮さんの、
- 峯水亮のwikiプロフィール
- 峯水亮の経歴やエピソード
- ブラックウォーターダイブを体験するには?
と、言うことについてお伝えさせていただきたいと思いますのでご覧ください。
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峯水亮のwikiプロフィール
峯水亮 は8月21日(日)の #情熱大陸 に出演します。誰もまだ見たことが無い #プランクトン を探して海に潜り続ける。世界初公開の映像も?是非ご覧ください! https://t.co/chE6WdOfhl
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) August 14, 2022
名前 | 峯水 亮 みねみず りょう |
生年月日 | 1970年生まれ |
年齢 | 52歳(2022年現在) |
出身地 | 大阪府枚方市 |
職業 | 海洋生物写真家 峯水写真事務所代表 |
峯水亮の経歴&エピソード
それでは峯水亮さんの経歴について触れていきたいと思います。
途中、峯水亮さんが撮影された画像・映像も交えてお伝えさせていただきます。
バンドに夢中になり高校中退
🎉 🏆✨👏
— HIPA (@HIPAae) July 29, 2022
Congratulations to the 1st place winner in the ‘Nature’ Category!
🏅📸 Ryo Minemizu #hipaae #hipa_nature #photography #photocontest pic.twitter.com/4aiMP0atgD
峯水亮さんは大阪府枚方出身で高校は地元でも有数の進学校に入学されています。
そのころの峯水亮さんは音楽活動に夢中になっていて、音楽活動を真剣に取り組みたいと思い周りの反対を押し切って高校を退学してしまったそうです。
このとき高校生活がまるで意味のないように見えたそうです。
ちょっと普通じゃない考え方に思えますが、後のご活躍を考えると納得の行動のような気がしますね。
そしてなんのあてもなく上京し、音楽の街 吉祥寺でバンド仲間を募りバンド活動をスタートさせます。
そこから数年後、自分には才能がないと挫折。
東京を引き上げて、静岡県に引っ越します。
ダイビングとの出会い
Aloha!! ハワイの海でも体長1㎝ほどの #ツノダシ #Moorishidol の #稚魚 に遭えました。生態動画はおそらく世界初公開!? #larvalfish
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) July 4, 2022
そしてまもなく #鈴木香里武 さんの #幼魚水族館 が サントムーン柿田川にオープンしますね!#ごきげんようぎょ pic.twitter.com/h6PM4gmeZB
峯水亮さん20歳のとき、当時働いていた会社の上司に体験ダイビングに誘われたのがきっかけなんだそう。
その上司の方は、ダイビングのインストラクターの資格を持ち、週末になれば大瀬崎でガイドをされていたそうです。
そして、海の中の世界に魅了されていった峯水亮さんは、
水深は浅かったけれど、魚がたくさんいてまったくの別世界。こんな面白いせかいがあるんだって感動して。こんな素晴らしい仕事はない、これを仕事にしようと思ったんです」
引用元:DDIVER
フィッシュウォッチングのガイドとして
#ハワイ で遭遇した #セミエビ類 の #フィロソーマ幼生 #オキクラゲ を上手に操って、餌を取るための道具として利用しています pic.twitter.com/w7TZIP9P7i
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) July 3, 2022
そして人生の目標を見つけた峯水亮さんは、駆け足でダイブマスターを取得し、上司の経営する大瀬崎のお店でガイドとして働き始めます。
そして、フィッシュウォッチングブームが到来し、ガイドの力量が試される時代に。
元上司のすすめもあり、フィッシュウォッチングに力を入れていたダイビングサービス大瀬館マリンサービスで専属のガイドとなります。
「海に対してぜったい的な自信を持っていないとダメだと思っていたから、仕事も休みも 関係なく潜れるだけ潜った。たぶんスタッフの誰よりも潜っていたんじゃないかな。同期 のガイドとはお互いライバル心がむき出しで(笑)。競い合うように生き物を探してまし たね。擬態している生き物や、それまで誰も紹介してこなかったような生き物を見つけ出 してゲストに喜んでもらえることにすごくやりがいを感じてました。自分も海に潜れて楽 しいし、ゲストも喜んでくれる。1度で2度おいしいというか、こんな仕事、ほかにはな いよなって」
引用元:DDIVER
自分に正直にやりたいことにのめり込み、とことん追求していく姿勢はたいしたものです。
何かに特化した才能を持つ方は、みんな探求心がすごいですね。
水中撮影の世界へ
外腸が長い!! 全長約20㎝ ハワイの海より #ホウキボシエソ #深海魚 #稚魚 #外腸 #Malacosteidae #dragonfish #Hawaii #ごきげんようぎょ pic.twitter.com/YUDzsAKsHJ
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) July 2, 2022
海の世界に魅了されている峯水亮さんは、なじみのお客さんから古い水中撮影機材を譲りうけることに。
たちまち水中撮影に夢中になり、ダイバーのいない時間帯を狙って毎日の水中撮影が日課となっていきます。
給料も前借しないといけないぐらい、フィルム代現像代がかさんでしまうことも。
しかしその生活は満ち足りたとてもいいものだったそうです。
「潜ることが楽しくて仕方がなかったという感じだから、自分がやっていたことはまった く苦ではなかったけれど、目標はあった。僕がガイドを始めたときにはすでに、全国に有 名なガイドさんがたくさんいたんですよね。あそこだったらあの人だよねって言われるよ うな人が。大瀬崎なら峯水だよなっていわれる存在になりたかったんです。じっさいにそ ういう存在になれたのかはちょっと分からないけど(笑)」
引用元:DDIVER
努力が実った時
おおよそ8㎜くらいかな。かわいい動き! #ハリセンボン #稚魚 #porcupinefish #larvalfish pic.twitter.com/OQWJhDZiMS
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) July 1, 2022
伊豆海洋公園が発刊していた「I.O.P DIBING NEWS」(2004年廃刊)の、エビ・カニコーナーを任されることになったそうなんです。
当時はまだ、エビやカニはポプュラーな被写体ではなかったそうで、図鑑もなく情報がなかったので、学者の方々を頼ったそうです。
ある日見つけたエビは見たことがなかったそうで、なんというエビか写真と手紙を国立科学博物館へ送ったそうです。
そうすると「より適任者を」ということで千葉中央博物館の学者を紹介してもらったそう。
すると、
「今まで撮影されたことのない種類です!」
と意外な答えが。
そこで峯水亮さんは、
「これは、本を出さないとダメだ!」
と思ったそうです。
学者も知らないことを自分の目で確かめているという、自分にとっての特権だと感じたそうです。
雑誌「I.O.P DIBING NEWS」(2004年廃刊)では、自分で見つけて調べたエビやカニを写真付きで紹介していたそうです。
このあたりから、ガイドという仕事もいいが海の魅力をより広くの方に伝えたいと思ったそうです。
水中写真家として独立
これは嬉しい出遭いだった #糸満 沖の #ブラックウォーターダイブ ®にて #ヤリマンボウの幼魚 に遭遇。全長18cm。 Masturus lanceolatus #Sharptailmola pic.twitter.com/f8UJRgiu4W
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) April 21, 2022
27歳のとき峯水亮さんは、水中写真家として独立されます。
独立と同時に甲殻類の本を出版する予定ではあったそうですが、学術書ということもあり種の同定や分類に思った以上に時間がかかったそうです。
ですが水中写真家として食べていける稼ぎもなかったそうですが、中途半端が嫌いな峯水亮さんは、退路となるガイド業を完全に辞めて環境アセスメントの撮影の仕事を受けながら食扶持をしのぎコツコツと本の制作を続けたそうです。
そして独立から3年がたった2000年11月「海の甲殻類」を出版。
この「海の甲殻類」は日本で初のエビ・カニ専門図鑑になったそうです。
甲殻類530種を800点近くの写真と丁寧な説明で、全国の現地ガイド陣から重宝される専門書となっていったそうです。
何事にも一直線な性格がわかりますね。
峯水亮さん自体が学者ですよね。
✰子供の好奇心も刺激するとってもいい図鑑です♪
クラゲとの出会い
大瀬崎でよく遭遇する #イカリヨツボシクラゲ 傘高最大12㎜ほどまで。傘縁瘤と触手瘤の外側に赤い眼点がある。口柄に分布する黒点が特徴の一つ。これは模様ではなく何らかの機能があることが2015年末廣 鷹典氏らによって示唆されている#Pandeopsis_ikarii #クラゲ好き #エボシクラゲ科 pic.twitter.com/PpL0NHh5A2
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) June 28, 2021
クラゲというのは海水浴などでは嫌われ者ですが、水族館では癒しの生き物として人気で展示されています。
何とも不思議な存在感を持つ生き物ですね。
峯水亮さんは、そのクラゲの撮影に成功したときから心を惹かれ、
「これだけ美しい生き物をもっとたくさんの人にみてもらいたい」
と考え、クラゲの図鑑を作ることが自分の1つの使命のように感じたそうです。
そのクラゲ撮影は大変なものだったようです。
どこにどんなクラゲがいるかわからなかったそう。
ダイビングサービスや漁師に電話で、
「○○クラゲっていますか?」
「○○クラゲってなに?」
という状態。
結局自分で行って確かめるしかないと、日本海に車で寝泊まりしながら
「数潜るしか方法はない。」
と地道に撮影されていったそうです。
ですが相手はクラゲです。
とんだアクシデントもあったそうで、完全防備で潜ってもフードを外した瞬間、顔から首のあたりにビリビリと電気が走ったような痛みがあったそうです。
峯水亮さんいわく、
「世界で一番クラゲに刺された男でしょうね」
ですがこれで終わりません。
あるとき中華街で食事をした帰り、高速道路を走行中に顔やのどが腫れて息苦しくなってサービスエリアから救急車で病院に搬送されたそうなんです。
アナフィラキシーショックです。
中華街で食べた食事にクラゲが入っていたのではということです。
クラゲの図鑑を作るにかなりの苦労をされていますが、それよりなにより本を完成させるのに18年の長い歳月をかけ、ぶれることなく完成させた峯水亮さんの闘志といいますか、一直線さが素晴らしいです。
✰無料立ち読みもできますよ!
そして、「日本クラゲ大図鑑」の第2弾として、クラゲ以外の浮遊生物にフォーカスした本を作成中なんだそうです。
どれだけの時間がかかるのか、完成が楽しみですね。
ブラックウォーターダイブを体験するには?
「Black Water Dive®」(ブラックウォーターダイブ)は峯水亮さんがプロデュースする、夜の海に高演色の水中ライトを仕掛けて潜ります。
※Black Water Dive®は写真家峯水亮の登録商標(商標 第5812594号)です。
その世界は、日中のダイビングや普通のナイトダイビングでは見れない神秘的な幼魚や幼生が見れるダイビングです。
ダイバーの方ならぜひ体験してみたいと思うのではないでしょうか。
このブラックウォーターダイブの開催は不定期のようで、ブラックウォーターダイブのオフィシャルサイトで日程や場所などが掲載されています。
まだ2022年に関しては行われていないようですが、興味のある方は是非、チェックしてみてくださいね!
まとめ
今回は、「海洋生物写真家」峯水亮さんの、
- 峯水亮のwikiプロフィール
- 峯水亮の経歴やエピソード
- ブラックウォーターダイブを体験するには?
と、言うことについてお伝えさせていただきました。
ほんと、峯水亮さんの根性というか執念というか何かをやり遂げるためにコツコツと計り知れない時間をかけて完成させるというのは奇跡に近いような気がします。
こういった、方がいるからこそ今の豊かな世界が生まれたんだろうなって感じてしまいますね。
クラゲのあとの、図鑑もおもしろそうでどんなものが完成するのか楽しみです。
ありがとうございました。
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