お笑い芸人のナダルさんは中学1年生から女子にいじめを受けていたそうです。
ナダルさんが女子にいじめらたきっかけ
ナダルさんが中学1年生で女子にいじめられるようになったのは、ちょっとした揉め事がきっかけだったそうです。
2学期の中間試験の時、チャイムが鳴っても中々教室に入らなかった女子に対して、「いい加減にせえよ。みんな待ってんねんからはよう入れや」と注意したナダルさん。
すると、次の日から同級生の女子ほぼ全員から、嫌がらせを受けるようになったそうです。
ナダルさんが女子から言われた酷い言葉の数々
ナダルさんが女子からこのような嫌がらせを受けていたそうです。
- 廊下を歩くと「息止めよう」「目が腐る」と両端に避けられる。
- 百人一首大会で同じグループになった女子に「こいつと一緒か。きっしょいな」と言われる。
- 百人一首の札を取る時に女子と手が重なると、女子が悲鳴を上げて泣きじゃくり、その子の背中をさすっていた女子がナダルさんを睨みつけながら「あとでせっけんで手洗っときや」と泣いている女子に言っていた。
小学生までは明るく元気で友達の輪の中心にいたナダルさん。
中学生で女子からいじめられるようになってからも、心配させたくないという思いから親にも悩みを相談しなかったそうです。
最初の頃は「負けへんぞ」という気持ちだったのが、中学3年生の頃には心が折れてしまい、相手に媚びたり、すぐに謝るようになったみたいです。
お笑い芸人の道へ
画像引用元：https://geino.press/korochiki-nadaru-ijime/
中学を卒業しても女子の事が怖かったナダルさんは、高校では目立たないように静かに過ごしていたそうです。
そして大学に進学すると、「人生、暗いままではもったいない。大学生活を楽しみたい、変わりたい」と強く思うように。
明るいふりをすることから始め、授業で隣の席に座った人と喋れるようにもなり、友達ができたそうです。
そんな友達から「面白いな」と言われ、お笑い芸人に憧れを持つようになり、漬物屋で3年間営業として働いた後に芸人を目指すことにしたようです。
学校がしんどい君に
ナダルさんは、甲本ヒロトさんの言葉を「学校がしんどい君に」贈っています。
＜学校は電車のようなもの。電車で乗り合わせた人は偶然、行く方向が同じだけで仲良しでも友達でもない。学校も近くに住む同じ年齢の子の寄せ集めだから、仲良くできなくて当たり前。でも、一人ひとりが目的地に着くのは大切＞
出典：読売新聞オンライン｜避けられ暗く厳しかった中学時代、ナダルさん「やまない雨はない」…ＳＴＯＰ自殺 #しんどい君へ｜2021/8/12(木)
いじめられていた主犯格の女子と再会
画像引用元：https://thetv.jp/news/detail/205919/
2015年、キングオブコントで優勝して、ナダルさんが地元で凱旋ライブを行った時、自分をいじめていた主犯格の女子と再会します。
ライブが無事に成功し、その後のビンゴ大会で「ビンゴ！」と言って壇上に上がってきた一人の女性。
ナダルさんは、その女性が誰なのかに気付いた瞬間、表情が固まり、顔の血の気が引き、コロコロチキチキペッパーズの相方・西野さんが心配するほどだったそうです。
その女性が、中学生時代にナダルさんをいじめていた主犯格の女子だったのですが、相手の方は特に気にしてない様子だったようです。
そして、ナダルさんは咄嗟に「今は元気にしてますけど、この子は中学の時に僕の事をめっちゃいじめてた子です」と紹介。
その女性が「いじめてないよ～」と流そうとするも、ナダルさんは「いや、めっちゃいじめてました！」と食い下がったそうです。
