みなさんデコチャリ少年なぎとくんをご存じでしょうか。
「マツコの知らない世界」にも登場の、デコチャリを愛する中学1年生のなぎとくんです。
なぎとくんはデコチャリの「龍神丸船団」というグループを作り現在27名のメンバーがいるそうです。
デコチャリというのは、昭和の時代に流行ったデコトラの自転車バージョンですね。
確かに昔は地方によっては流行っていました。
現在では存在しないのかと思っていましたが、今でもまだ残っているんですね。
今回は、デコチャリという特殊な乗り物なので違法にならないのか、道路交通法に違反していないのかとても気になったので調査してみたいと思います。
龍神丸船団デコチャリ少年なぎととは!
@nazonohitorikko #大切なひとを守ろう ♬ KISS FT SUPENATURAL VER 1 – REMIX – TVT
名前 | もりた なぎと |
生年月日 | 2009~2010年 |
学年 | 中学1年生 |
居住地 | 千葉県船橋市 |
なぎとくんは現在1年生で「龍神丸船団」の初代会長という肩書きがあり、北は北海道から南は沖縄まで現在27人のメンバーがいるそうです。
デコチャリにハマった理由
10月9日 #トラックの日 #今日は何の日
— S.murakami (@shunmura0607) October 8, 2022
『トラック野郎・天下御免』
1976年(昭和51年)12月25日公開。菅原文太主演、東映製作・配給による「トラック野郎シリーズ」第4作。 pic.twitter.com/gx3EMNvKhi
デコトラといえば「トラック野郎」ですね。
昭和の高度経済成長時代にトラック運転手を主人公にした作品が多く輩出されました。
その中でも、菅原分太主演の「トラック野郎望郷一番星」が有名です。
なぎとくんは、この「トラック野郎望郷一番星」がきっかけでデコチャリにハマったそうです。
デコチャリ界の暗黙のルール
デコチャリ界には暗黙のルールというものがあるよ、
「車の運転免許を取ったら卒業」
という決まりがあるようです。
確かに免許を取ってトラックに乗れるようになると、そっちの方を改造したくなりますよね。
でも違法な改造は駄目ですよ。
若い間の楽しい趣味ということでは、想像力が豊かになりそうでとてもいいですよね。
愛車「龍神丸」
なぎとくんの愛車は「龍神丸」というそうで、この名前のルーツは、
「5歳のころ海で溺れかけたことがあって、その時足を何かがスッと押し上げてくれた感覚を体験しました。多分それは龍じゃないかって…」
ということらしいです。
パーツの情報などは専門誌や実際のトラックの運転した子から LINE で収集しているそうなんです。
そしてテストの高得点を条件に、 お母さんからパーツをプレゼントしてもらえることもあるそうです。
そしてこの「龍神丸」の綺麗な電飾を見てください
@nazonohitorikko ♬ 1884 Japan Old Japanese War Marches музыка из Японии (陸軍音楽 軍隊行進曲) – Hits Anthem Back Studio
この電飾を点灯させるための回路や配線などは自分で独学で学び、ショップでキッドを手に入れて自分ですべて装飾したそうです。
かなり愛し様です。
この「龍神丸」を完成させるのに2年もの月日が流れたとか。
そして、オーデコロンの匂いがするらしいですよ。
オーデコロンという言葉自体がもう最近では聞いたことがないですよね。
昭和の時代を思い出します。
デコチャリって違法?道交法は違反してないの?
デコチャリって自転車を改造してるものなので違法にならないのか気になりますよね。
なので少し調べてみました。
警視庁のホームページに、自転車の交通ルールというものが掲載されています。
そこに自転車というものの位置付けも書かれていますので自己紹介します。
自転車は、道路交通法上は「軽車両」となっています。違反をすると罰則が科せられる場合があります。
ペダル又はハンド・クランクを用い、かつ、人の力により運転する二輪以上の車であって、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものです。
・車体の大きさ
長さ 190センチメートル以内
幅 60センチメートル以内車体の構造
側車をつけていないこと。(補助輪は除く)
引用元:警視庁
運転者以外の乗車装置を備えていないこと。(幼児用乗車装置を除く)
ブレーキが、走行中容易に操作できる位置にあること。
歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
上記を見ていただくと分かると思いますが、デコチャリに関係があるとするなら、車体の大きさと、歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないことですね。
なので「龍神丸」の場合は、大きさは車体の大きさは測ってみないと分からないですが、突出部というものがやはりあるので歩行者と接触するとかなり危険と言えるでしょう。
ですが一生懸命作られたものなので、
「これは違法だから潰しなさい」
と言われるようなことはないと思います。
ただ、公道で走るのは危険ということですね。
デコチャリというのは走るためにしているというものではないと思うのですが、実際に公道を走って警察に止められマフラーや電気全て外されたということも過去にはあったようです。
なので危険のないようにしていれば問題ないと思われます。
まとめ
「龍神丸船団なぎと」デコチャリって違法?道交法には違反してないのか調査!
ということでお伝えさせていただきました。
なぎとくん必死になってデコチャリを作ってるんだなあと思うととっても可愛いですよね。
そして手先がとても器用ですね。
電飾関係もかなり凝っていて、少し勉強したぐらいでは分からないものなのにちゃんとできています。
大したものです。
ただ安全にだけは気をつけてほしいですね。
もし誰かを傷つけてしまうようなことがあれば大変なので。
やりたいことを一生懸命にやる姿、とても良かったです。
ありがとうございました。