2022年10月医16日の「情熱大陸」に全日本柔道選手権体重無差別級で優勝された斉藤立(さいとう たつる)選手が登場。
父親は、1984年ロサンゼルスオリンピック・1988年ソウルオリンピックの柔道95 kg超級で連覇を果たした故 斉藤仁さんです。
やはり父の遺伝子を受け継いだのか、 重量級では珍しく綺麗な立ち技が特徴の選手です。
柔道を始めるきっかけには兄の存在も大きく、それを支えてこられた母親の存在も大きいようです。
今回は斉藤立選手の家族構成に焦点をあて、
- 斉藤立【柔道】の家族構成とは!
- 斉藤立【柔道】のプロフィール
- 斉藤立【柔道】の父親の実績!
- 斉藤立【柔道】を支える母親とは!
- 斉藤立【柔道】兄も現役選手?!
という内容でお伝えさせていただきますのでご覧ください。
斉藤立【柔道】の家族構成とは!
体重無差別で柔道の日本一を決める全日本選手権が4月29日に日本武道館で開催され、本学柔道部の斉藤立選手(体育学部3年ー国士舘高校)が初優勝を果たしました🏆✨https://t.co/QXdrMnWawK#国士舘大学#国士舘#柔道#斉藤立 pic.twitter.com/FPJz08JrgJ
— KOKUSHIBA(国士舘大学広報犬) (@KOKUSHIBA) April 30, 2022
斉藤立選手の家族構成ですが、父:斉藤仁氏は2015年1月20日にお亡くなりになられています。
なので、現在の家族構成としては、
- 母:斉藤 三恵子(さいとう みえこ)
- 長男:斉藤 一郎 (さいとう いちろう)
- 次男:斉藤 立 (さいとう たつる)
現在は3人家族のようです。
それではご家族それぞれの紹介をさせていただきたいと思います。
斉藤立【柔道】のプロフィール
次回の #情熱大陸 は
— 情熱大陸 (@jounetsu) October 9, 2022
10月16日(日)よる11時25分〜放送
柔道家/斉藤立
父の教えを胸に、世界に挑む!
20歳の柔道全日本王者https://t.co/HFFqXg8v5f#mbs #jounetsu #柔道家 #斉藤立 #柔道 pic.twitter.com/FRfBn8LOks
名前 | 斉藤 立 さいとう たつる |
生年月日 | 2002年3月8日 |
年齢 | 20歳 (2022/10現在) |
身長 | 191㎝ |
体重 | 170㎏ |
血液型 | O型 |
階級 | 100㎏超級 |
大学 | 国士舘大学 |
出身地 | 大阪府 |
ここでは、斉藤立選手が柔道を始めたきっかけに触れておきます。
柔道を始めたきっかけ
柔道を始めたきっかけは、やはり父: 斎藤仁さんが 小さい頃から柔道の英才教育を受けてきたように思いがちですが違うようです。
斉藤立さんが5歳の時、兄の一郎さんが
「お父さん、 柔道をやりたい!」
と言い出したのが始まりだそうです。
その時父:斉藤仁さんは、
「そうか、お前がやりたいなら道場を探さないとな」
と、とても喜んでいたそうです。
斉藤立さんは幼少の頃から、何をするにも兄の一郎さんと一緒だったそうで、このタイミングで柔道を始めたそうです。
斉藤立【柔道】の父親の実績!
「100%稽古できないやつは、試合に出る資格はない」斉藤仁(元柔道選手/1984年ロサンゼルス五輪、1988年ソウル五輪柔道男子95kg超級金メダル) pic.twitter.com/dgpcn2MyXv
— スポーツ名言あれこれ (@athletes_kotoba) September 8, 2022
先述いたしましたが、斉藤立選手の父:斉藤仁氏は88年ロサンゼルスオリンピック・88年のソウルオリンピックで金メダルを獲得し、後に日本代表監督も務められた日本柔道界の代表格す。
2015年1月20日,管内胆管癌に伴うがん性胸膜炎のためお亡くなりになられました。
斉藤仁氏は国士舘高校から国士舘大学へ進み、全日本新人体重別選手権3連覇。
卒業後もその活躍は目を見張るものがあり、
- 84年ロサンゼルスオリンピックでは重量級で金メダル(無差別級は山下泰裕氏が金メダル)
- 88年ソウルオリンピックでも重量級で金メダル
を獲得しています。
しかし、同じ日本で唯一勝てなかった相手が山下泰裕氏であったそうで、8度対戦し一度も勝てませんでした。
ですが、この山下泰裕氏との対決には斉藤仁氏の勝ちたいという執念のようなものがあったようです。
山下泰裕氏はロサンゼルスオリンピック後、こう語られています。
「本当はロス五輪の後で引退しようと思っていた。でも、最後は斉藤の挑戦を受けてから引退しようと考え直した」
この言葉を聞いた斉藤仁氏は、
「こんな人に出会えた自分は幸せ。山下さんがいたからこそ、それに向かう努力・研鑚というプロセスも生まれた」
と感謝したそうです。
とてもカッコいい男同氏の友情のようなものを感じてしまいます。
斉藤立選手は全日本柔道選手権大会優勝後のインタビューで、父のことをこう語っています。
「父がいたら握手の後、すぐに課題を言われていたと思う。褒めてはくれないはず」
と語っています。
このコメントは、尊敬する父への思いが伝わってきます。
でも、お父さんは褒めてくれたと思いますよ!
斉藤立【柔道】を支える母親とは!
#斉藤三恵子 さんのコラム連載がスタートしました。
— 田中充/M.TANAKA(産経新聞) (@Mtanaka326) May 18, 2022
【柔の道、寄り添う】「稽古、行け」それが最期の言葉でした 斉藤仁氏の妻 – 産経ニュース https://t.co/qGO0Bd0QB1
斉藤立選手の母は斉藤三恵子(さいとう みえこ)さん。
とってもお綺麗なお母さんです。
1964年大阪生まれだそうで大学卒業後、フランスの航空会社でCAして働いていたそうです。
馴れ初めは、1993年に斉藤仁氏が飛行機に乗った際に一目惚れしたそうです。
そして、斉藤仁氏の猛アタックの結果、1997年にご結婚されたそうです。
そして、長男:一郎さん、次男:立さんが誕生。
子供二人が幼かった頃は、かなりの教育ママだったようで、二人を学習塾に通わせ小学校のお受験もされたそうです。
その小学校のお受験では、国立の小学校を目指したたそうで、抽選だったそうです。
しかし抽選は外れ。
その時、母:三恵子さんは夫:斉藤仁氏に、
「オリンピックを戦った時と同じぐらいの気持ちでくじを引いてくれたの?」
と、かなり怒って夫を困らせたというエピソードもあるそうです。
その頃には、子供二人には医者か弁護士になってくれたらという願いもあったそうです。
お母さんとしては、そう思うかもしれませんね。
夫が亡くなってからは、兄弟は半年くらい口もきかなかったそうで、ケンカになるとあまりの激しさに、
「警察呼ぶわよ!」
と絶叫したそうです。
夫亡きあと、母として父親の代わりとしても子供2人に向き合ってこられたんでしょう。
辛い時期もあったあったかもしれませんが、今では二人とも立派に自分の道を歩まれています。
これからは、こどもの成長が楽しみで仕方ないでしょうね。
斉藤立【柔道】兄も現役選手?!
斉藤立選手の兄は一郎(いちろう)さんといいます。
最初に柔道をやりたいと言いだしたのが一郎さんでしたね。
ただ体格的に弟の立さんとは違い、体も細くなかなか結果も出なかったようです。
父:斉藤仁氏も一郎さんの試合結果には複雑な思いもあったかもしれませんが、決して怒ることはなかったそうです。
「お前はまだ小さいけれど、体が大きくなって筋肉もついてきたら絶対強くなるから!」
と、 常に励まされていたそうです。
一郎さんの性格はとても気が優しく何事にも慎重な性格なんだそうです。
そんな、一郎さんも中学生になってからは力もつき、徐々に大阪の試合でも上位に顔を出せるようになってきたそうです。
上宮高校時代には、90 kg級の大阪大会にてベスト4入りを果たし、その後国士館大学に入られたそうです。
そして現在、一郎さんは名古屋経済大学高蔵高校で保健体育の教員をされているそうです。
そして昨年からは柔道部の監督を務められているそう。
今年は1年生が11人も入部したそうですが、柔道の競技人口も減少する中、悪戦苦闘されているようです。
入部した11人、ほぼ柔道も未経験だそうです。
でも、これが柔道を広めたいと思う一郎さんの道なのでしょうね。
斉藤立選手が全日本選手権で優勝した時には、兄の一郎さんはあまりの嬉しさに涙が止まらなかったそう。
そして、弟の斉藤立選手も兄の多くの部員の勧誘に成功したことを聞き、
「兄ちゃんすごいな!」
と驚いていたそうです。
一時期は喧嘩もしていた二人ですが、今ではとても仲がいい兄弟のよのようでお母さんも安心ですね!
まとめ
今回は斉藤立選手の家族構成に焦点をあて、
- 斉藤立【柔道】の家族構成とは!
- 斉藤立【柔道】のプロフィール
- 斉藤立【柔道】の父親の実績!
- 斉藤立【柔道】を支える母親とは!
- 斉藤立【柔道】兄も現役選手?!
という内容でお伝えさせていただきました。
斉藤立選手のご家族の絆がわかるような気がします。
父である故斉藤仁氏も、息子の成長に喜んでおられることでしょう。
まだまだこれからの斉藤立選手の活躍に注目ですね!
ありがとうございました。